★資料の調査と運び出し 2019.2.16

本日は、今年2回目の緒形邸資料調査と運び出し作業でした。運び出した箱数は15箱。まだまだ台本やパンフレットやスクラップブックが出てきます。それにしてもこのスクラップブックは貴重です。ついに100冊を超えました。緒形さんの俳優活動が詳細に分かります。作品に対する考えや評価なども分かりますので、ある意味一級の資料ですね。専門の業者に依頼していますので、全国の新聞や雑誌の記事を横断的に確認することができます。細目録を作成しはじめていますが、それにしても膨大な量になりますので、時間もかかります。今回はそれ以外にもさまざまな賞の賞状や写真パネル、模造刀というのもありました。こちらは、1965年に放映されたNHK大河ドラマ「太閤記」に対して受賞した「テレビ記者賞」です。今から54年前のものなのですね・・・。「太閤記」の豊臣秀吉役は、緒形さんがブレークする作品であったことは、改めて言うまでもありません。

こちらは、大学の作業部屋である共同作業室に運び込んだ様子です。上が前日の写真で、下が運び込んだ跡の写真です。白いテーブルに並んだ箱が資料です。テーブルの下にもあります。

これらの資料を月曜日からの「史料管理学演習」の授業で整理していきます。21日は、緒形さんのご遺族の皆さんも見学にいらっしゃいます。受講生諸君!頑張りましょう。

馬場弘臣

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