雨に煙る北條邸 緒形拳さんが愛した場所。
本日は久々に北條邸を訪れました。梅雨のまっただ中、その上、大雨注意報が出ていました。久しぶりの北條邸の庭は、すっかり素敵な畑に変わっていました。
今日の北條邸訪問は、今年、来年と予定されている緒形拳さんの展示会についていろいろと打ち合わせをすることでした。劇作家北條秀司は、緒形さんの最大の恩人であって、しかも仲人。そして、大船の北條邸は、緒形さんがこよなく愛した場所です。
現在のゴールは、展示会ですが、それも私からすれば、緒形さんが残した資料のアーカイブズを構築し、そこから緒形さんの俳優人生とその人となりを再構築し、それを戦後の時代やメディアの変遷の中に位置づけていくという、大きな目標の、そうした研究成果の一環です。何を未来に残していけるのか、古いものだけが歴史ではありません。こうした試みを広げていくことが大きな目標なのだ…と声に出して言いたい気分です。公文書でさえ蔑ろにされるこの国であればこそです。
馬場弘臣
緒形さんとミチルさん
こんにちは。2002年から緒形さんのマネージャーと付人をさせていただいていた
岡田です。北條邸にも同行させていただいておりました。
北條秀司さんのお嬢様、ミチルさんと緒形さんは 本当の姉弟のようで
楽しい時間を過ごしていらっしゃいました。
2020年の7月、ここで研究の報告会が実現できると嬉しいです。
岡田