クラウドファンディング「緒形拳さんのアーカイブを構築し、大衆文化の変遷に迫る!」も残すところ後60日。ちょうど2か月となりました。
現在のところ、サポーターが46名、支援額が70万2,500円で、35%の達成率になっております。
ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございます。
そこで、本日は、リターンの中でも高額になりますが、3万円のご支援をお願いしている3つのプランについてご紹介したいと思います。
【プランA】
プランAは、「緒形拳さんの資料整理への参加権」です。ここのところ、「史料管理学演習」の授業で資料整理の実習を行なったことは、ここ数日このサイトで紹介してきました。資料は、東海大学の湘南キャンパス(神奈川県平塚市)に保管してありますので、大学まで来ていただいて、一緒に作業していただくことになります。さらに特典として、緒形さんの書画からデザインしたスタッフTシャツを作成しますので、これを着て、一緒にスタッフとして作業していただきます。プランAとBだけの特典です。
もし、ご参加いただくとしたら、まずはなんといっても大量に残された写真の整理をお願いすることになります。ただいま、専従で資料整理をやってもらっている岡崎君や、ご家族の皆様にも協力してもらって大まかな分類をやっております。これをまとめていかなければなりません。
あ~ぁ、これはあの映画の、あのドラマの…と、途中で止まってしまうのが難点ですが(笑)
それから緒形さんが季刊誌『銀花』編集部宛てに返信を続けた愛読者カード。
これは1枚1枚はがき入れに整理しようと思っています。緒形さんは書画にも秀でていらっしゃいましたから、これも手が止まってしまいそうです。後はポスターに、写真パネルに…
もちろん、私をはじめ、学生たちにも参加します。
5月から8月までの土曜日のどこかで6日間、指定することを予定しています。
日程がはっきりしたら、お知らせいたします。
【プランB】
プランBでは、今回の展覧会やアーカイブ・カフェなどで上映する緒形さんの練習風景を映したビデオから、メーキンビデオを作成しますので、その様子を見学していただく権利です。
緒形さんのマネージャーさんが撮りためていたもので、一人芝居の「シラノ」などの舞を中心に、緒形さんの練習風景を編集していきます。最後の最後まで「役者」にかけた緒形さんの生の姿を、その役者魂を見ていただければと思います。
腕に覚えがある方には編集のお手伝いをお願いするかもしれません。
そしてこちらにもスタッフTシャツを贈呈しますので、スタッフとして参加していただきます。
【プランC】
これは今回の目玉です。
横浜市歴史博物館で展覧会が開催される10月3日(土)から12月6日(日)までの間、土日を対象に、最低でも4回の講演会や対談会、トークショーなどの企画を進めています。
例えば時代劇に詳しい研究者、緒形さんとの交流があった方、映画に詳しい方等々です。
場合によっては、私も「研究発表」という形でお話しするかもしれません。
思い出話を含めて、「なぜ緒形拳か?」を知っていただきたいと思っています。
ゲストについてはただいま交渉中です。決まったらまたお知らせします。
博物館の講堂は120名程度のキャパシティですので、当日 場合によっては抽選になってしまいます。
プランCをお申し込みいただいた方には、全ての回に抽選もなく関係者特別席でご参加いただけます。
一人でも多くの皆様のご協力、ご支援を
引き続きよろしくお願い申し上げます。
馬場弘臣