★緒形拳さんとNHK大河ドラマ-アンケートの集計結果 2020.4.30

4月22日(水)から28日(火)まで1週間かけて実施していました「緒形拳さんとNHK大河ドラマ」のアンケートの集計結果が出ましたので、お知らせしますね。

TwitterやFacebook、このサイトで呼びかけたところ、150名の方から回答をいただきました。ちょうどです。ありがとうございました。アンケートはGoogleフォームを使って作成しました。Googleフォームは集計をグラフ化する機能がありますので、まずはこれからいきましょうか!なお、グラフの中の人数は、私が後から書き加えたものです。

まず男女の内訳ですが、女性が59人で39.3%、男性が91人で60.7%となりました。だいたい4:6ですね。

次に年齢層をみていきますと、最も多いのは、50歳台で62人-41.3%、次が40歳台で52人-34.7%と40歳~50歳台で実に76%を占めています!その次は30歳台で18人-12.0%、20歳台11人-7.3%と続いて、60歳台6人-4.0%、70歳台1人-0.7%となります。やはり60歳以上になると、パソコンは苦手ということになるでしょうね。私も60歳代ですが…(^^;)

1番人気の役は?

緒形さんが出演されたNHK大河ドラマは全部で9作あって、そのうち、1965(昭和40)年の「太閤記」で豊臣秀吉役1982(昭和57)年の「峠の群像」で大石内蔵助役と2度にわたって主役を務めています。

さて、1番人気はというと、これには2つあって、1991(平成3)年「太平記」の足利貞氏役が28票-18.7%、1997(平成9)年の「毛利元就」の尼子経久役が同じ票を獲得しています。足利貞氏役が54歳、尼子経久役が60歳ですから、もう円熟の境地ですね。「太平記」が選ばれているのは、まさに今、NHK-BS2で日曜日の朝に再放送されているからでしょうか?私も実は好きな作品で、録画してみています。また、近年は中世史ブームが起きていて、ことに鎌倉時代末期~南北朝時代については、亀田俊和先生の『観応の擾乱-室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟に戦い』(中公新書、2017年)が話題になったこともあるのでしょう。

3位はというと、1978(昭和52)年「黄金の日日」の豊臣秀吉役で26票-17.3%です。「黄金の日日」では2回目の秀吉役を演じられたのですが、最初の出演作「太閤記」は7票で4.7%-7位なんですね。で、4位が「峠の群像」の大石役で24票-16.0%となっています。ここまでで70.7%を占めています。つまり、たくさん投票してくださった30歳台から50歳台にかけての皆さんにとって、これら1978年から1997年にかけての作品が馴染み深いということになるかと思われます。

5位には1976(昭和51)年「風と雲と虹と」の藤原純友役が入っていて20票-13.3%となっています。ここまでが20票以上で、実に84.0%になるのですね。で6位が2007(平成16)年「風林火山」の宇佐美定満役となり、7位に「太閤記」が入るわけです。そして8位は1966(昭和41)年「源義経」の弁慶役で2票-1.3%、9位が1972(昭和47)年「新・平家物語」の阿部麻鳥役は1票-0.7%となっています。

いかがでしょうか?皆さんの予想は当っていましたか?次回は、後2つの設問、好きな大河ドラマと緒形さん以外で好きな俳優の役名についてまとめてみたいと思います。

馬場弘臣

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