★解禁前日 2020.9.03

齢を一つ重ねて、元気ですが、ヘロヘロです。毎日、PCの画面とipadの画面とスマホの画面と見続けて、目はシパシパ、座りすぎて腰は痛いし、食欲はないし、あまりそんな症状はないのに目眩を感じてみたり…。時間だけが過ぎていきます。

日付を超えて、「俳優 緒形拳とその時代-戦後大衆文化史の軌跡-」の情報解禁まで後1日。最終的な展示品の絞り込みをやっていますが、やってもやっても減らない。緒形さんの資料は本当に凄いですね。俳優さんでこれだけのものを残している方はそういないではないかと思います。毎日が勝負でしょうからね。あまり昔を振り返ることはやらないでしょうし。

ただ、芸能関係資料は、いろんな権利関係が複雑に絡んでいますから、こうした展覧会を企画することはたいへんです。改めてすごいことをやっているなと思います。元マネージャーのハッピーさんが頑張ってくれていますからここまで来られましたが、こうした展覧会はもう2度と出来ないんじゃないかと思っています。緒形さんに限らず…です。

さて、こちらは言うまでもなく、豊臣秀吉、いや木下藤吉郎の緒形さんです。緒形さんは、1965年(昭和40年)のNHK大河ドラマ「太閤記」で一躍、時の人となります。当時のスクラップをみていると、その人気の凄さを感じます。

大阪城を背景する木下藤吉郎!でも、こちらは大河ドラマの藤吉郎ではなくて、新国劇の藤吉郎です。NHKの放送資料をそう簡単には紹介出来ないです。新国劇は1987年に解散していて、緒形さんがこうした資料を管理していらっしゃいました。今は緒形事務所の委託を受けて、緒形拳研究会が整理作業をしています。

それにしても若かりしころの緒形さんの笑顔が素敵ですね。

情報解禁をご期待ください!

馬場弘臣

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