研究会について

この研究会は、名優・緒形拳氏が残した資料(台本・スクラップ・写真等)の整理を通して、とくに舞台、映画、テレビといったメディアの発展と、大衆文化との関連について具体的に検討していきます。また、近現代資料で何を、どのような形で残していけば良いのかという、アーカイブズ的課題に関する研究です。

Ⅰ.緒形拳研究会の発足について

・2018年7月1日(日)、東海大学内に「緒形拳研究会」を発足

・「緒形拳研究会」は、東海大学文明研究所研究プロジェクト「戦後大衆文化の基礎的研究―緒形拳氏関係資料の整理をめぐって―」を基礎に、緒形拳氏関係資料の調査、整理および研究活動の母体となる研究会である。

Ⅱ.緒形拳研究会の目的

*緒形拳研究会は、名優故緒形拳氏の業績を後世に継承するために、緒形氏が残した資料を調査・収集・整理するとともに、これらの資料などをもとに俳優人生の全容を明らかにし、その研究成果を公表するものである。

Ⅲ.緒形拳研究会の活動

・緒形邸調査は、当面、年3~4回を予定


①緒形邸その他の資料調査・収集


②緒形拳氏関係資料の整理

a.緒形氏関係資料一覧

・台本
・パンフレット
・ポスター
・スクラップブック
・図像資料-写真・パネルなど
・映像・音声資料-ビデオ、DVD、BDなど
・雑誌(緒形氏掲載分)
・書籍
・緒形氏の書画
・緒形氏関係の物品
・その他

b.資料整理作業場所

・東海大学湘南キャンパス実験棟F館2階共同会議室

c.資料整理の作業体制

・専従の整理担当者として、2018年度は岡崎佑也氏(東海大学日本史専攻卒業・神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科修士課程修了)に依頼。
・整理作業担当者として、研究プロジェクト代表
・研究分担者および大学院・学生・卒業生など数名が従事する
・史料管理学演習(2019年2月18日〈月〉~22日〈金〉)

③研究会の開催
・2019年10月14日(月)~11月29日(金)(終了)
東海大学付属図書館秋季展示会
「軌跡~名優 緒形拳とその時代~(仮)」
場所:東海大学湘南キャンパス11号館図書館展示室

④研究成果物とその公表
a.緒形拳氏舞台・映画・テレビ全出演作品目録
b.緒形拳氏関係資料目録
c.緒形拳氏スクラップブック細目録
d.緒形拳氏書籍目録定
※aについては、東海大学文明研究所紀要『文明』上に掲載予定

⑤ホームページの開設と運営
・研究を公表する手段として、ホームページを開設して、運営する。
・ホームページには④研究成果のデータを閲覧できるページをつくる。
(会員限定閲覧)

⑥展示会の開催 
・2020年10月3日(土)~12月6日(日)
「俳優・緒形拳とその時代~戦後大衆文化史の軌跡~」展
場所:横浜市歴史博物館
共催:NHK横浜局

Ⅳ.緒形拳研究会会員

代表:馬場弘臣(教育開発研究センター教授)
幹事:神谷大介(文学部歴史学科日本史専攻非常勤講師・学園史資料センター勤務)
浦安衣香(大学院文学研究科修士課程1年・学生幹事)
アドバイザー:山本和重(文明研究所所長・文学部歴史学科日本史専攻教授)
実行員:馬場美穂(文学部史学科日本史課程卒業)
会員:文明研究所研究プロジェクト研究員、東海大学教職員・大学院生・学生、学外協力者
協力:株式会社 緒形事務所、岡田満世(元マネージャー)

◎研究会メンバー(予定)

(1)文明研究所・研究プロジェクトメンバー
・馬場弘臣
・兼平賢治(文学部歴史学科日本史専攻専任講師)
・紅谷龍司(付属中央図書館課長)
・神谷大介
・目七哲史(学園史資料センター・学園史編纂員)
・岡崎佑也(東海大学文学部歴史学科日本史専攻卒業・神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科修士課程修了)
(2)大学院生メンバー
・浦安衣香(修士課程1年)
(3)学生メンバー
・一場夏貴(日本史専攻3年生)
・保坂香音(日本史専攻3年生)
(4)社会人メンバー
・千田聡(歴史学科日本史専攻卒業)
・菊地悠介(大学院文学研究科博士課程修了・川崎市公文書館非常勤職員)
・執行裕子
・柳澤加寿子
・相原秀子(学園史資料センター・学園史編纂員)
・徳原彩恵(学園史資料センター・学園史編纂員)

緒形拳研究会事務室

〒259-1292
神奈川県平塚市北金目4-1-1
東海大学湘南キャンパス
実験棟F館2階 教育開発研究センター第1研究室
馬場弘臣気付

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